2025年7月14日月曜日

CS01 ムサシベロのオーバーホール

 2025年7月15日 火曜日



電動アシスト自転車 

Musahsi Velo CS01 ⇦TAP or CLICK

メカニカルディスクブレーキ

シングルギヤ

シンプルなスタイル







モーターとセンサー以外は

分解・清掃する







部品を一点づつコーティング

各部クラックもなく

そのまま使用可能







サイドスタンドのボルトは

ステンレス製に交換

その他は錆取りや

コーティングで綺麗に






クランク部のセンサーは

分解不可なので

ロックリングを外して

ベアリングのダストシールを外して

軸を回しながらグリスを注入

数回で充填完了となる







フロントハブは定番の

カップアンドコーンタイプ

定期的に分解清掃する事で

何度でもよみがえる

ボディーは磨いて

かなり光沢を出しています








べダル軸にもグリス注入








シングルギヤは

完全にグリス切れ状態

錆が出てなくて良かった

少し低粘度のグリスを注入

ラチェット音も静かになります







ヘッドのベアリングも

グリスの切れていることが多い

ガタが出る前にOHですね










前後ホイールの手組み

ほぼ錆が出ていたので

全て新品を注文

スポークも一本づつ磨いてます

光沢が全然違います









ムサシベロは

個体によって

スポークの組み方が違う

折れた場合はスポーク長を

しっかりと計る必要があります











横・縦の振れをみて

リムセンターと張力をチェック

最後はダイヤルゲージで微調整










ディスクローターは

前後ともに片側の擦り減りが大

パッドが当たるラインもおかしい

2枚共に交換









後輪に関しての注意

ローターに付属している

新品のボルトは使用不可

ローターのアンクランプ状態

もしくはモーターの破損となる

元々ついてたボルトを絶対使用するか

同等の長さのボルトを用意する










フロントのブレーキパッド交換

写真を取り忘れたのですが

キャリパーピストン内部も

分解してグリスアップ済み









エンド幅(ORD)ですが

こちらも個体差があり

ワッシャーやカラーの入れ方も異なる

今回はフレームの幅に対し

約2mmほど隙間があり

両軸側に1mmのワッシャーを足した

また

ハブナットワッシャーを2枚にして

チェーンテンショナーボルトが

折れ曲がるのを解消











その他チェーン交換や

インナーワイヤー・タイヤ交換等

走行時に鳴っていた

カタカタ音も解消

約10kmの試走工と満充電にて

メンテナンス完了

部品待ちも含めて約3週間

工賃込みで約6万円ほどでした

こまめに整備するか

一気にやるかはあなた次第です












~おしまい~

2 件のコメント:

  1. 隅から隅まで綺麗にして戴いてありがとうございました🙂‍↕️
    戻ってくるのを楽しみに待ちます🙂

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    1. こちらこそ、ご依頼をいただきありがとうございました。

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